2026.09.05

【準々決勝】仙台大学 vs 尚美学園大学

尚美学園大学 3-0 仙台大学

尚美学園大学が仙台大学を3-0で破り、2年ぶり準決勝進出を決めた。

5月の春季大会準決勝では、同じ仙台大学を相手に0-8の5回コールド負け。春の7試合中6試合を完封して優勝した仙台大学の投手陣から、この日は6回に3点を奪った。先発・近藤優羽は7回を無失点で投げ切り、春の大敗から約4カ月、尚美学園大学が雪辱を果たした。

序盤は両先発が得点を許さなかった。

仙台大学は初回、先頭の小池遥香が中前打で出塁すると、釋迦堂愛琴が送りバント。2死二、三塁まで進めたが、近藤が若生彩杏を右飛に抑えた。3回には真弓心が2死から三塁打。4回も2死満塁、5回も2死三塁と得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。

近藤は「絶対に0点で耐えようと思っていました。打者が流れを持ってきてくれると思っていたので、そこで自分が負けちゃいけないと思って投げました」と振り返った。

0-0で迎えた6回、尚美学園大学が先手を取った。

1死から代打・大川菜摘が四球を選び、山田侑奈の送りバントで2死二塁。青木芽生の左前打で一、三塁とすると、仙台大学は平山から串有菜へ継投した。坪井凜が四球を選んで満塁となり、尚美学園大学は9番・大嶋李に代えて小林莉央を送った。

小林はフルカウントから直球を中前へ運び、先制タイムリー。至誠館大学戦に続く2試合連続の代打タイムリーとなった。さらに國藤亜樹が左前、梅原文香が中前へ続き、3者連続タイムリーで3点を奪った。

明治大学戦、新潟医療福祉大学戦ではスタメンだった小林は、その後の2試合をベンチからスタート。それでも「いつ代打で呼ばれてもいいように、初回から素振りをしていました」と準備を続けていた。先制の場面については「みんながつないでくれたチャンスなので、絶対に点を取ろうと思って打席に立ちました」と話した。

3点の援護を受けた近藤は、6回を無失点。7回も2死から死球で走者を出したが、最後は代打・齊藤真央を中飛に打ち取り、7回を投げ切った。

一方、春夏連覇を目指した仙台大学は、初回の2死二、三塁をはじめ、3回は2死三塁、4回は2死満塁、5回も2死三塁と再三得点圏に走者を進めたが、近藤を最後まで攻略できなかった。先発の平山は5回まで無失点で粘ったものの、6回に2死一、三塁としたところで降板。後を受けた串も尚美学園大学の3連打を止められなかった。

春は仙台大学に一度も得点を奪えず、5回コールドで敗れた尚美学園大学。約4カ月後の再戦では、代打・小林から始まった3連打で3点を奪い、近藤が完封。春の雪辱を果たし、ベスト4へ進んだ。

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