2025.08.30

試合後インタビュー:【準決勝】仙台大VS桃山学院大

仙台 1-8 桃山学院

■桃山学院・灘本雅一監督

「よく守りましたね。(3回の攻撃も)素晴らしいですね。打つ気で行ったので警戒されたのかなと。(先発・岡田)ずっと後ろで投げてくれていて、坂本は昨日完投しているので投げさせました。よく抑えましたよね、びっくりです。ちょうど相手のピッチャーが変わったところで3点を追撃できたのも良かったです。最後は点差が開いたので楽に放れたと思います。偶然だと思いますが、岡田が今大会ついているというか、これまでも変わるたびに点が入っていました。もちろんピッチング内容も素晴らしかったです。(6回・西森のタイムリー)あの1点は大きかったです。最後はスクイズでもう1点。なんとか余裕を持てました。(チーム初の決勝進出)神宮で試合をさせていただけるので、決勝戦にふさわしい戦いができればと思います」

■桃山学院・岡田未来(写真左)

「4年生ともっと野球ができることが幸せです。(先発を告げられたときは)すごく緊張しましたが、後ろに先輩方2人が待っていてくれるので、自分のピッチングを信じるだけでした。ブルペンから先輩が「未来が抑えろ!」と言ってくれて、強い心を持てたのも大きかったです。1点を取られた場面は、これで抑えれば野手陣が返してくれると思って全力で投げました。(ショートの富田の)ピンチの時の「未来大丈夫やで!」の声にも助けられました。こんな先輩がいてくれて良かったなと思います。(バッテリーを組む藤井)いつも自分をリードしてくれて、時には厳しく「お前が投げな誰が投げるねん」という言葉をくれたり、時には優しく「未来ならできるから」とも声をかけてたりしてくれます。観希には本当に感謝しています。(大量援護の攻撃)いつも打って取り返してくれるすごいバッターばかりで、感謝でいっぱいです。あとは日本一を獲るだけだと思うので、最後は4年生と嬉し涙で終われるよう、全力で頑張ります」

■桃山学院・富田彩加(写真中央)

「ここまで来れたことが夢みたいです。試合に出られるのが10人と限られている中で、出場できていることにまずは感謝しています。出ていない人の分まで頑張ろうという思いだったので、より嬉しいです。(試合への入り方)いい形で2勝してきたので、いつも通りアップから声を出して、盛り上がることを意識しました。(3回の打席)あまり良くないプレーをしてしまって、チームのムードが下がりそうでしたが、ここで自分も沈んだら後悔すると思ったので、絶対にチームの雰囲気を変えてやると思って打席に立ちました。手応えもあって、気持ちよかったです。(春から遊撃の守備に挑戦中)守備を頑張らないとチームに迷惑がかかるので、誰よりもノックを受けて頑張ってきました。(4年生で初の決勝へ)今まで悔しい思いしかしてこなかったので、とっても嬉しいです。全員野球で勝ち切ります」

■桃山学院・藤井観希(写真右)

「神宮球場でやると決まってから、ずっとここを目指してきたのですごく嬉しいです。今日の試合は、チャレンジャー精神を持って向かっていきました。(岡田とのバッテリー)逆に何も考えずというか。いつも通りの自分たちのスタイルでやろうと決めていました。(岡田のピッチングは)最高でした。(3回のタイムリー)自分が打って岡田を助けてあげようと思って打席に入って、いい感じに力を抜いて打てました。次も今までやってきたことをとにかく信じて、舞台は神宮球場ですが、桃大らしい試合をしたいです」

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