2025.08.25

【予選リーグ】至誠館大VS福井工業大

至誠館大4-3福井工業大

創部4年目の至誠館大が、昨年準優勝の福井工業大を相手に劇的勝利を収めた。

3回までは点の取り合い。福井工業大は1回表に5番・石田香澄の適時打で先制すると、2回表にも1点を加える。一方の至誠館大は2回裏に7番・森本真菜香が適時打、3回裏に4番・平田千夏が適時二塁打を放ち追いついた。

その後は両チーム無得点が続き、最終回に突入。7回表、福井工業大が1死三塁の好機を作ると、3番・家納もなみがスクイズを決め勝ち越しに成功した。

勝負ありかと思われた7回裏、至誠館大は1死から代打・玉垣菜摘が安打で出塁。続く1番・森光憂徠が右翼手の頭を越える適時三塁打を放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。ここで2番・増田有莉紗、3番・草場凛は連続で申告敬遠。満塁となり、打席には途中出場の1年生・栁あすかが向かった。

栁は初球を振り切り、打球は右前へ。先発・森光唯の7回3失点完投に応えるサヨナラ勝利。その瞬間、歓喜の輪が広がった。

福井工業大は先発・藤田奈那が6回途中2失点と粘投。継投策に出たが勝利をつかむことはできなかった。

 

大会コラム一覧へもどる

COLUMN

大会コラム