
尚美学園 3-2 京都文教
尚美学園がシーソーゲームを制し、決勝トーナメント進出を決めた。
先制したのは京都文教。谷本晴望の左安打と盗塁で2死二塁とし、1年生の4番・川嶋あかりが左中間への豪快な三塁打を放って1点を挙げた。
次に試合が動いたのは3回裏の尚美学園の攻撃。2死から梅原文香が四球を選んで盗塁し、濱本沙娃羅の適時二塁打で同点に追いついた。
4回を両者無得点で終えて迎えた5回表、京都文教は館山姫華の中安打と谷本の四球で2死一、二塁の好機を作り、またもや川嶋から適時打が飛び出して1点を勝ち越した。
対する尚美学園は6回裏、前日4安打の水谷碧がライト方向へ大きな三塁打を放つと、代打の大川菜摘から適時打が生まれて同点に。さらに坪井凛の内野安打で1点の勝ち越しに成功した。
投げては先発の沢田美羽と最終回にマウンドへ上がった細矢花の粘りのリレーで白星を掴んだ。尚美学園は2勝で予選リーグを終え、28日から開始する決勝トーナメント進出が決まった。