【予選リーグ】大阪体育大VS至学館大

大阪体育大4―0至学館大

2021年以来の優勝を狙う大阪体育大が白星スタートを切った。

序盤は両先発による投手戦となる。大阪体育大の左腕・柏﨑咲和は3回まで走者を一人も許さない完璧な投球を披露。一方、至学館大の右腕・野本あさひは毎回のように走者を背負いながらも、味方の好守にも助けられながら4回まで0を連ねた。

試合が動いたのはクーリングタイム直後の5回表。大阪体育大は先頭の7番・荒川莉子の意表を突くバント安打を機に1死満塁の好機を作ると、2番・松永菜々夏の内野ゴロの間に1点を先制する。さらに3番・後藤優華の適時打と4番・山本一花の2点適時二塁打が飛び出し、この回4点を奪った。

先発の柏﨑はリードをもらった後も好投を続け、7回3安打無失点完封勝利。直球と変化球を織り交ぜた緩急のある投球で相手打線を翻弄し、9奪三振をマークした。至学館大は6回裏に1番・脇坂仁南、2番・天本友華の連打で反撃ののろしを上げたが、あと一本が出なかった。