2025.08.26

【予選リーグ】大阪体育大VS新潟医療福祉大

大阪体育 2-2 新潟医福

両者一歩も譲らない手に汗握る一戦は、2-2の引き分けで幕を閉じた。

先制点を挙げたのは新潟医福。1回裏、先頭の椋本華が中安打で出塁し、四球や犠打で1死一、二塁の好機を作る。すると、4番の稲見遥花が外野フェンス直撃の適時二塁打を放って1点を挙げた。さらに、続く松田夏姫が四球を選んで満塁とし、柳谷明日香の犠飛で1点を追加した。

一方の大阪体育は2回からエースの柏崎を投入。変化球で打者を翻弄し、相手に流れを渡さない。すると、3回表の攻撃で1番・畑中ゆりあが1死から左安打で出塁して盗塁を決めると、指名打者の後藤優華から適時打が生まれて1点を返した。

その後も両者ともに幾度が好機を作ったものの、新潟医福・竹本心愛と大阪体育・柏崎が要所を締めるピッチングを繰り広げ、追加点を許さない。

5回裏、新潟医福は四球や網取未華の安打などで1死二、三塁の好機を作る。すると、大阪体育大は3番・小川舞を申告敬遠。満塁となったところで、柏崎は打者2人を投飛と空三振に打ち取り、1点ビハインドの状況を守り抜く。

6回を両者無得点で終え、迎えた7回表。大阪体育は代打起用の今井実が四球を選び、代走の渡部雅が盗塁を決める。そして2番の松永菜々夏がライト前に落ちる適時打を放って、ついに2-2の同点に追いついた。

7回裏には新潟医福の椋本、網取が1死から連打で一、三塁の好機を作ると、またもや小川は申告敬遠。柏崎がその後の2人のバッターをゴロとフライに打ち取って、同点のまま試合は終了した。

大阪体育大は1勝1分で予選リーグを終え、新潟医療大は翌日に至学館大との試合に挑む。

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