2025.08.28

【決勝トーナメント】秀明大VS桃山学院大

秀明 7-13 桃山学院

今春の高知大会の予選リーグC組で激戦を繰り広げた両校が、夏は決勝トーナメント1回戦で顔合わせ。中盤に畳み掛けた桃山学院が試合を制し、準々決勝へ駒を進めた。

初回から試合は動いた。先攻の桃山学院が山崎千尋の適時打で1点を先制すると、秀明は相手の失策で1点を返す。2回表には桃山学院が山本いろはの適時打で1点を勝ち越したものの、秀明は相手の失策や赤井梨音の2打席連続の安打で3点を奪った。

対する桃山学院は3回表、打撃好調の5番・西森心南の適時二塁打と藤井観希の犠飛で4-4の同点に追いつく。すると秀明は同じく好調の境遥菜の適時打でまたもや1点の勝ち越しに成功した。

4回表、桃山学院は山崎と西森のそれぞれ2本目の適時打でついに逆転。投げては2回途中から登板した岡田未来が好リリーフを見せ、4回裏には初めてスコアボードに0を刻んだ。

5回表、桃山学院は渡部初音と山崎の連続適時打でスコアは9-5に。ここで秀明はエース・石原咲羽にマウンドを託す。それでも毎回得点で流れに乗る打線は止められず、桃山学院のリードは8点に開いた。

その後、秀明の石原は調子を取り戻し、2イニングを無失点に抑えて野手の援護を待つことに。すると、7回裏に中軸の中嶋美花と末木希依が連打で粘りを見せ、代打・中川爽と山田ナミから適時打が生まれて4イニングぶりの得点を掴む。こうして最後まで果敢に攻め続けたが、準々決勝の舞台には一歩届かなかった。

桃山学院は次戦、予選リーグで敗戦した日大国際へのリベンジに挑む。

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