2025.08.28

試合後インタビュー:【決勝トーナメント】びわこ成蹊スポーツ大VS至誠館大

びわこ成蹊 7-6 至誠館

■びわこ成蹊・石井智監督

「春の悔しさもあり、この大会は2勝はしようとやってきました。先発の肥後には同点まではいいと言っていたんですけど、6点取られてしまって。でも昨日投げた中澤が非常にいいピッチングをしてくれました。全員で勝ち取ったと、やっとそう言えるゲームでしたね。(先発の)肥後はそんなに身体が強い方ではないんですけど、チームの事情でピッチャーの中心もバッターもやってもらわざるを得ない状況で、かなりしんどかったと思うんですね。でもエースとしてこの2試合投げてくれて、気持ちの強さがタイムリーにも繋がったと。彼女本来の力を出してくれて、本当に素晴らしいですね。(攻撃を振り返って)逆転されてからも諦めずに、選手の判断で果敢にスチールを決めて。びっくりしましたけど(笑)昨年、為す術なく負けた相手に序盤からリードできたのも大きかったです。ベンチにいる選手も含めてしっかりと声を出して、18人全員で戦えたのが最大の勝因でした。(IPUへのリベンジ)せっかく神様が与えてくださったチャンスなので、もっといい試合をしたいと思います」

■びわこ成蹊・肥後郁香(写真左)

「ずっと緊張していたんですけど、最終回から最後のスリーアウトを取るまでに楽しい気持ちがすごく大きくなりました。(先発として)不安な気持ちもありましたが、「みんなが後ろで守ってくれる」とキャプテンも言ってくれていたので、それを信じて投げることができたと思います。最初は好調だったんですけど、投げ切ることができないのが自分の課題だと実感しました。(逆転タイムリー)いつもはニコニコして楽しもうと思っていますが、今日は真剣な気持ちでした。打ててめっちゃ嬉しかったです。(次戦に向けて)IPUさんはしぶとく粘るチームだと思います。次がリベンジなので、チャレンジャー精神を持って戦います」

■びわこ成蹊・竹内すず(写真中央)※主将

「まずは後輩たちにありがとうという気持ちです。自分が怪我で初戦から出れていないんですけど、それでも怪我をしていないぐらいの気持ちで、全員を笑顔にしようと思って頑張っています。縁の下の力持ちのような存在を目指していて、ダメな時に沈んでしまっても自分の声かけで笑顔に戻していけば、みんなもどんどん乗っていけると思います。普段どおりの後輩たちになってきました。(肥後のタイムリーは)痺れました。ベンチで私も一緒にガッツポーズをしました。(神宮での決勝に向けて)絶対優勝するという気持ちで、怪我なんか関係なく頑張ります」

■びわこ成蹊・丸山美海(写真右)

「最高に嬉しいです。キャプテンが怪我をしてしまったので、キャプテンのためにも絶対に勝ち進まないといけないと思っています。そして、自分たちの目標である「日本一野球を楽しむ」ことも意識して頑張りました。(4番の意識)ランナーがいるチャンスの場面で回ってくることが多くて、ランナーを残さず返すということ。今日の試合はその仕事をちゃんと果たせたと思います。打った後にベンチを見たら、みんな笑顔で自分のことのように喜んでくれて、すごく嬉しかったです。IPUさんは去年優勝しているので、下剋上という感じで。次は倒すしかないので、頑張ります」

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