【予選リーグ】尚美学園大VS東海大静岡キャンパス

尚美学園大15-4東海大静岡キャンパス

過去9度の優勝を誇る尚美学園大が初戦で逆転勝利を収めた。

先手を取ったのは東海大静岡キャンパスだった。1回裏、先頭の1番・鈴木はなが安打で出塁。犠打で好機を広げると、3番・関口瑞生が適時二塁打を放ち先制する。その後も敵失が絡んで3点を加えた。

追う展開となった尚美学園大は3回表、1番・國藤亜樹の適時二塁打や3番・濱本沙娃羅の適時打などで3点を返す。4回表は敵失につけこんで1点を奪い追いついた。

同点で迎えた5回表、尚美学園大打線が猛威を振るう。先頭の濱本がこの日3本目の安打で出塁すると、続く4番・水谷碧の適時二塁打で濱本が生還。ついに試合をひっくり返した。

この回は6番・大川菜摘、7番・坪井凜の連続適時打なども飛び出し4得点。6回表、7回表もいずれも打者9人の猛攻で計7点を追加して着実にリードを広げた。

先発の近藤優羽は、2回以降は再三走者を出しながらも本塁は踏ませず、4失点完投。部員14人で臨む東海大静岡キャンパスは先発の手塚凛が1、2回を無失点に抑えたが、3回以降は投手陣が粘り切れなかった。