2024.08.23
日大国際 vs 大阪体育
日大国際 3-1 大阪体育（8回タイブレーク）
負けられない準々決勝。
先発のマウンドに上がったのは4年生ピッチャー、日大国際・相田千陽と大阪体育・内田陽菜。投手陣の柱として活躍する両投手が真夏の日差しの中で腕を振る。
試合が動いたのは1回裏、日大国際の攻撃。昨日3安打2打点の日野美羽の内野安打、高野小晴の中安打で無死1・2塁のチャンスを作る。続く高梨由彩がしっかり犠打を決めてランナーを進め、迎えたランナーは4番・花本穂乃佳。中堅手の頭を越える力強い三塁打を放ち、2点を先制。日大国際ベンチのボルテージは最高潮に達した。
2回にも8番松本安純の安打、佐藤文美の犠打、日野美羽の四球でチャンスを作り、高梨由彩が昨日に続く適時打。3-oと大阪体育を突き放す。
対する大阪体育は声を出しながらの力投を見せた内田陽菜に代わり、3回から3年生の大熊こころを投入。
キレのある真っ直ぐが強みの堂前凌那にマウンドを託した4回には連携の取れた併殺を披露し、高い守備力を見せつけた。
その後は試合が動かず迎えた7回表。先発の相田千陽がこの回もマウンドに上がる。
大阪体育の先頭打者は3番・白石美優。センター前に弾き返すクリーンヒットを放つ。4番の山本一花も二塁打を放ち、ランナー1・3塁にチャンスを拡大。そして相手の失策の間にランナーが返り、遠かった1点をついにもぎ取る。
しかし、反撃はここまで。
相田千陽の気迫溢れる完投で勝利を収めた日大国際が準決勝進出を決めた。
