COLUMN
大会コラム

2024.08.22

至誠館 vs びわこ成蹊

至誠館 4-0 びわこ成蹊

勝ったチームが決勝トーナメント進出を決める大事な一戦は、至誠館の勝利に終わった。

至誠館は初回から勢いに乗る。

先頭の水野里紗が安打で出塁すると、川上瑞希が犠打で送ってチャンスを作る。続くキャプテン・平田千夏の三塁打で1点を先制。さらに、4番の宮崎夢珠葉は四球を選び、1アウト1・3塁とする。そして、松浦咲花・草場凛に二者連続の適時打が生まれて4-0とびわこ成蹊を引き離す。

この回は打者一巡の猛攻となった。

先発の大橋うたはホームベースを踏ませない圧巻のピッチングで6回を投げきり、チームの今大会初勝利に大きく貢献。最終回のマウンドを託された田畑綾花もしっかり0に抑え、完封勝ちを収めた。

ボールを受ける捕手・宮崎夢珠葉も、強肩を武器に守備の要としてチームを牽引した。

一方のびわこ成蹊は2番手の若宮純奈が無失点のピッチングを見せ、反撃のチャンスをうかがったが、打線が奮わず悔しい敗戦となった。