札幌国際-日大国際
札幌国際3-3日大国際
5月の選手権高知大会で4強入りした日大国際と、2020年創部の札幌国際とのシーソーゲームは、終盤に札幌国際が追い付き、引き分けとなった。
札幌国際は初回、信貴友郁が敵失に乗じて出塁すると、笹谷朱莉のセーフティバントなどの好走塁で2点を先制。しかし、強打の日大国際もすぐさま反撃に出る。2回裏、水口華緒が無死一塁から左越三塁適時打を放って1点を返すと、さらに眞野芽生の同点打で試合を振り出しに戻した。
3回表には、札幌国際が相手先発左腕の四球などで2死満塁のチャンスを得たが、1本が出ず無得点に倒れた。一方、ピンチを凌いだ日大国際は3回裏の攻撃で、水口の勝ち越しの内野安打で1点をリード。
しかし6回表、日大国際は先頭打者へ死球を与えると、磯山愛梨の右越三塁適時打でまたも同点に並んだ。日大国際のリリーバー・五十嵐千紘、札幌国際の先発・平澤柚月のどちらも安打を浴びながらもその後の失点を許さず、3-3の同点のままゲームセットを迎えた。