仙台×至学館
仙台5-6至学館
選手権高知大会準優勝の至学館が、全国大会初勝利を目指す仙台の追い上げをかわして白星発進。2017年以来2度目の選手権和歌山大会(愛知会場時代を含む)制覇へ弾みを付けた。
切れ目のない打線が光った。2回裏、至学館は仙台の先発右腕・串有菜の球を捉えた萱沼緋夏と吉野伶の安打で2死一、三塁のチャンスをつくると、9番・指名打者の鈴木妙英と1番・高橋奈央の二者連続左中間三塁打で3点を先制した。
しかし、仙台も負けられない。3回表、4番・廣田美優の中前適時打で1点を返し、さらに5番・齋藤萌梨の左前適時打で2点目。さらに追加点を狙う仙台だったが、至学館の遊撃手・髙橋が好守で併殺を奪い、後続の反撃を断った。