REPORT

  • 2023.08.23

至誠館-秀明

至誠館4-2秀明

耐えた至誠館が終盤に流れを引き寄せ、秀明に2点差をひっくり返す逆転勝利。

 

右腕の松笠風音と捕手の宮崎夢珠葉の“1年生バッテリー”を先発起用した至誠館は、1回表、秀明打線を三者凡退に抑える好調な立ち上がり。しかし、2回裏に秀明の4番・庄司美月に中前打で出塁を許すと、一死満塁のピンチに。吉川くるみの左前適時打と、宮崎杏耶のスクイズで2点を失った。しかし、3回裏以降の2イニングはヒット1本のみに抑えてみせた。

 

一方、攻撃では2点ビハインドの6回表に打線が繋がった。増田有莉紗と松浦咲花が二者連続安打でチャンスメイクすると、1死二、三塁の場面で、4番・平田千夏が放った中越二塁打で同点に追いついた。7回表には「相手の二番手投手は同じ高校だったので絶対に打ちたかった」という先頭の宮崎夢珠葉が、秀明の左腕・石原咲羽を捉えて中前打で塁に出ると、四球や失策に乗じて生還し、決勝の勝ち越し点を得た。