REPORT

  • 2023.08.23

至誠館-日大国際

至誠館1-13日大国際

 

7安打11得点のビッグイニングをつくった日大国際が、至誠館に5回コールド勝利を挙げた。

1回裏、長打力がある花本穂乃佳が右越打で無死三塁の好機をつくると、捕逸に乗じて先制のホームを踏んだ。さらに清水星空の2打席連続適時打など、初回だけで打者16による猛攻で一挙11得点。2回裏にも日野美羽の右中間適時打で2点を追加し、至学館を引き離した。

 

リードオフマンの花本と中軸の清水は、それぞれ2打数2安打と躍動。柳理菜監督は「選手それぞれが相手ピッチャーとしっかりと勝負してくれて、個々の力を発揮できたのではないかなと思います」と称賛。「この勢いを使って次の試合も頑張りたいと思います」と、札幌国際との次戦を見据えた。

至誠館も2回から継投した平田千夏が3イニングを投げて安打2、三振1、失点2(自責点1)の好投。「調子は悪くなかったので、自分のピッチングでチームに勢いがつけばなと思って投げていました」。4回表には自ら右中間二塁打を放ち、後続の水野里紗、宮崎夢珠葉を含む3者連続安打で1点を返したが、反撃が遅かった。