仙台×福井工大
仙台1-6福井工大
創部2年目の福井工大と、創部1年目の仙台による“公式戦初勝利”をかけた一戦は、福井工大の実力派1年生右腕・吉森みひろが圧巻のピッチングで、勝利を呼び込んだ。
福井工大は1回裏、松山柊里の左越適時打などで2点を得ると、2回裏にも漢人茉彩の左越三塁打で2点を追加。さらに6回表、1死満塁から阿部莉真の中前適時打と漢人の犠打で2点を奪い、最終回まで優位な試合を展開した。
投げては、制球力とスタミナがある1年生右腕・吉森みひろが先発し、6回まで走者を許さないパーフェクトピッチングを継続。福井工大付のエースとして2022年春準優勝へ導いた実力を存分に発揮した。
しかし、仙台打線も維持をみせる。ノーヒットノーラン達成まであとアウト3つに迫った吉森から、7回表、先頭打者の真弓心が中前打で出塁。さらに後続の若生彩杏も死球で出塁し、1死一、二塁の好機を得た。福井工大はすぐさま花田涼をマウンドへ送り、失点1(自責点0)の好救援で、公式戦初白星を譲らなかった。